酸化亜鉛工程

硫酸タンク

金属製錬における高度な技術力と
マテリアルリサイクルマインドで社会に貢献します。

  • 化学工業
  • 地域 小名浜・泉
  • 工業団地その他

東邦亜鉛株式会社 小名浜製錬所

製品・サービス等

  • 素材・材料

関連分野

  • エネルギー・環境リサイクル

企業概要

昭和38年(1963年)、亜鉛鉱石の焙焼および硫酸の製造を開始し、昭和49年(1974年)には「電炉ダストからの製品酸化亜鉛の回収・製造」を、わが国で初めて起業化しました。その後亜鉛事業部と環境リサイクル事業の2部門となり、有価金属のリサイクルに努め循環型社会実現に向け、その役割の一翼を担っている。

主力製品・サービス等

●亜鉛焼鉱、硫酸、酸化亜鉛「銀嶺(R)」
酸化亜鉛の商品名は「銀嶺(R)」と呼び、大手タイヤメーカーに販売している。酸化亜鉛は、ゴムの加硫促進助剤としてゴムの弾性力形成に必要不可欠なものとなっている。

知財・ライセンス等

知的財産
●2011年特許4845800 巻線インダクタ及び曽於製造法方法
●2013年特許5358562 複合磁性材料の製造方法および複合磁性材料
●2014年特許5638456 過塩素酸イオン含有液の処理方法及び過塩素酸イオン含有液の処理装置
     特許5412425 複合磁性材料および曽於製造方法
●2015年特許5718794 過塩素酸イオン含有液の処理方法
●2016年特許5948637 金属回収方法
●2017年特許6208782 動吸振装置及び床
     特許6060206 環状コイル
●2020年特許6706729 三相インダクタ及びその製造方法
認証・ライセンス
●2001年 ISO14001 認証取得
●2002年 ISO9001 認証取得
●2023年 ISO45001 認証取得
●産業廃棄物処理業許可証受領
●特別管理産業廃棄物処理業許可受領

自社の強み・特徴等

●主要原料の亜鉛精鉱は、オーストラリアに保有する自社鉱山や南米より輸入している。これを焙焼し、亜鉛焼鉱として安中製錬所へ輸送される。また、焙焼時の副生物より硫酸の製造・販売も行っている。
●亜鉛再資源化事業は、鉄スクラップの電気炉での溶解時に、亜鉛を含んだダスト「製鋼ダスト」が発生する。この製鋼ダストから亜鉛分を回収し、酸化亜鉛として製品化している。この製造方法は40年以上の経験を経て独自技術として確立され、世界で唯一の製造を行っている会社である。

今後の展望・取組みたい分野等

非鉄金属のリサイクルに着目し、リーディングカンパニーとして高度な環境技術を開発してきた。回収された貴重な金属資源は、社会に役立つ高品質なリサイクル製品として、今後も豊かで快適な暮らしを支えて行きたい。また、カーボンニュートラル社会実現に向けて、電気炉で使用しているエネルギー形態の見直し等も検討していく。

企業情報

東邦亜鉛株式会社 小名浜製錬所

  • 所在地

    〒971-8101 
    福島県いわき市小名浜字芳浜10番地

  • TEL

    0246-54-4111

  • FAX

    0246-92-3924

  • E-mail

  • URL

    https//www.toho-zinc.co.jp/

  • 代表者

    所長 八杉貴雄

  • 創業年月

    1963年

  • 資本金

    14600(百万円)

  • 従業員数

    113名

  • 連絡担当者

    事務部 総務課兼品質保証室 菱川雅樹 
    E-Mail:Hishikawa-masaki@toho-zinc.co.jp

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